http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2008/0509/182523.htm?g=06
娘のリスカが止まりません
ていうお悩み相談に対する答えのなかにこんなんがあったんですよ。

リスカに限らず子供に問題が起こるのは家庭に歪みがあるからです。

この答えどう思いますか?少なくとも一般論としてはそんなこたぁないよね。まぁたぶんだけど。。

だってこういう問題って複雑そうだもの。個々人で結果に至った経緯って色々ありそうじゃないですか?それにこういう問題に原因と結果が一対一で対応してるっぽい言い方っていうのもねぇ・・・
ともかく,どんな子供でも幸せ(もしくは不幸せ)にしてしまう,そんななんでもありの魔法みたいな家族像なんて妄想だと思います。


話は変わるんですけども。。
僕も結構現実をだましながら妄想を利用しつつ生活しているんですが,妄想に頼らざるを得ないようなことって結構あるけども,やっぱり現実との齟齬があるから駄目になるときもあるわけで,そうなったときにちゃんと立ち直れるような感じで上手に利用したほうがいいですよね,妄想は。
それで結局,『家族』とかって結構心の中で大事なポジションになってることって多いので,そこを全部妄想でドーピングしちゃうときついかもしれないですねと思います。でも最近は,『彼女』(『彼氏』)とか,すごいのになると『自分』を完全にドーピングしちゃってるツワモノもいそうだし,そんなのに比べたら家族の妄想なんてよっぽどまともかもしれないです。

ちなみに僕の家族のドーピングが決定的に切れたのは,母親が学生時代に書いていたと思われる青春日記をひきだしの奥に見つけた高校生のときです。イケダ君への切ない恋心が綴られているのを読みました。そのときに,なんか知らないけどいろいろ崩れて,その結果として自分の中の母親が人間に変わりました。あとうちの親父さんはパチ狂いとか泥臭い特性を沢山抱えたとてもいい人なので割と幼少期から人間でした。