リアル節分

昨日新聞で読みました。

住人が不老不死だという島から出雲のとある村に海を渡って来た男がいました。男はある夫婦の住む家に住みつくんですが旦那は出稼ぎに行って家には嫁しかいない。そのうちに男は邪な気持ちからお嫁さんに言い寄ります。始めは嫌がっていたお嫁さんですがしばらくすると男を手玉に取って貢ぎ物を送らせるようになります。男からの貢ぎ物のおかげでその家は大層に栄えたとのこと。


その嫁さんに手玉に取られた男ってのが鬼なんですよ。この話、つまりは節分の伝説です。搾り取る嫁だって結構なものですよね。鬼と鬼嫁。それで豆をまくのは一旦は家に居た鬼を追い出すことを表しているんですが,世のお父さん方は自分は出稼ぎに行っている旦那だなんて思って安心しない方が良いですよ。
こんな伝説なんか鬼を追い出した後に残った鬼嫁とその恋人が作ったに決まっているんですから。実際のとこ,誰が鬼で旦那かなんて後からどうにでもなっちゃうと思います。昔の嫁から聞いてみると自分は実は鬼だった、なんてことのないように気をつけたいですね。っていうか気をつけたい。