やわらって僕にとっては,分かりやすく格好いい風祭さんからやさしいだけの松田さんに気持ちが向かうまでの女性の心情の変化を描いた作品だったんですよ。複雑で分かりにくい女性心理を描いているっていう点では,魔女の宅急便と同じ位置づけです。因みに好みとしてはカマトトっぽくてかわいいやわらちゃんよりも泥臭くてひたむきな本阿弥のさやかお嬢様ですけどね(関係ないけどこのふたりはガラスの仮面のマヤちゃんとあゆみさんそのままです)。

でも本当の柔道の方でやわらちゃんが出てきて以来は,現実の残酷さとか,夢と現実の距離を反映した作品になりました。あの女性柔道家さんをやわらちゃんって初めに呼んだ人と初めにそれを支持した人は本当に許しがたい。