子供達を責めないで - 伊武雅刀


伊武雅刀も舞台の演出も良いけれど秋元康の歌詞が素晴らしい。

私は子供が嫌いです
子供は幼稚で礼儀知らずで気分屋で
前向きな姿勢と 無いものねだり 心変わりと 出来心で生きている
甘やかすとつけあがり 放ったらかすと悪のりする
オジンだ 入れ歯だ カツラだと はっきり□に出して人をはやしたてる無神経さ
・・・
私は思うのです この世の中から子供がひとりもいなくなってくれたらと
大人だけの世の中ならどんなによいことでしょう
私は子供に生まれないでよかったと胸をなで下ろしています
・・・
そんな子供のために 私達おとなは 何もする必要はありませんよ
第一私達おとながそうやったところで ひとりでもお礼を言う子供がいますか
これだけ子供がいながらひとりとして 感謝する子供なんていないでしょう
だったらいいじゃないですか それならそれで けっこうだ
ありがとう ネ 私達おとなだけで 刹那的に生きましょう ネ

子供を年寄りやニートゆとり世代に入れ替えてみても面白いかもしれないですね。
↑偉そうで嫌になる。。

追記
この動画が好きで最近よく見るんですけども。ユーチューブに「最近の女の人は横暴なので子供を女に入れ替えてみても良い」,みたいなコメントがついていました。すごいアレだなぁと思ったんですけども,考えたら僕の上のコメントとまったく同じですね!それで誤解が怖くなったんで追記してます。独り相撲ですけれど。。

この歌のポイントは子供にキレる人の滑稽さを伊武さんが直接提示してるところで,子供を非難するものではないのですね。例えば,「子供に生まれなくてよかった」っていう台詞がありますけども,伊武さんだって昔は子供だった癖に・・・っていう批判の余地を残していて,そこから子供を非難することの理不尽さを伝えるという意図がわかるようになっているのだと思います。

んで,子供ばかりでなく,上に挙げたような人たちに対して,ちょっとどうかと思うくらいに感情的に非難することがあるような気がします。だもんで上みたいに書いたんですね。偉そうだしそれはすごくいやで,だから上の部分を線を引いて消している訳なんだけれども。