今週のお題「お弁当の思い出」

母親の話をする。うちの母親の家は昔は農家を営んでいたらしい。その頃の話です。
母親が小学生だか中学生だかのときに,弁当を持ってくるのを忘れて,母親(僕にとっては祖母)が授業中に弁当を持って来た。農作業の途中の泥だらけの格好をしている目の前の農家のおばちゃんが自分の母親だっていうことがクラスの全員の知るところになってしまった。それが堪らなく恥ずかしかった。

これは僕がまだ結構な子どもの時に母親から聞いた話です。だいたい思春期の子どもが母親への感謝なんてそうそう感じませんよね。うちの母親は本当の部分を隠さない賢さがあったような気がする。嘘の弱点とか建前の弱さを知っていた気がします。

これお弁当の思い出なんですかね。。。